脂肪細胞


脂肪細胞とは、内部に脂肪を含んでいる細胞のことで、体内に存在する脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の二種類があります。白色脂肪細胞は貯蓄型で、褐色脂肪細胞は代謝型と言われています。

白色脂肪細胞

白色脂肪細胞は、全身のどこにでもありますが、特に下腹部やお尻、太もも、内臓の周りなど、ダイエットで気になる部分に多く存在しています。

白色脂肪細胞の数

白色脂肪細胞は、胎児の時や生後一年間、思春期などに増えやすくなっていますが、それ以外の時期でも食べ過ぎると増えることがあります。

白色脂肪細胞の働き

ダイエットの大敵白色脂肪細胞には、体内に入った余分なカロリーを中性脂肪として貯めておく働きがあります。飢餓に悩むことが少ない現代の日本では、この働きがダイエットの大敵となっています。

褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞は首の周りや肩甲骨の周り、わきの下、心臓、腎臓の周りの5か所に分布しています。

褐色脂肪細胞の数

褐色脂肪細胞は、成長期に入ると徐々に減っていき、成人になると赤ん坊のころの40%ぐらいまでになってしまいます。年齢を重ねると太りやすくなるのは、褐色脂肪細胞の減少も関わっているのです。

褐色脂肪細胞の働き

褐色脂肪細胞には、白色脂肪細胞を取り込み、燃焼してくれる働きがあります。そのため、褐色脂肪細胞が多い人は痩せやすくなるのです。褐色脂肪細胞は交感神経が活発な時、つまりストレスを感じていたり緊張しているときに働きが活発になり、体温を上昇させたり摂り過ぎたカロリーを熱に変えて分解してくれます。

褐色脂肪細胞とダイエット

褐色脂肪細胞を増やすことはできませんが、働きを活性化することは可能です。その方法の一つにトウガラシの辛み成分であるカプサイシンを摂取することがあります。カプサイシンは交感神経を活発にしてくれますから、褐色脂肪細胞も活発になります。また、手足などの体の一部を冷やすことでも褐色脂肪細胞の働きは高まります。褐色脂肪細胞は冷たさを感じると体温を上げようとしてエネルギーを燃焼してくれるのです。