体の消費エネルギー


私たちは、毎日エネルギーを消費して生きています。消費エネルギーが摂取エネルギーよりも大きければ痩せることができますし、その反対なら太ってしまいます。私たちの体はどのようなことでエネルギーを消費しているのでしょうか。

基礎代謝

基礎代謝ヒトのエネルギー消費量の約6割を占めるのが基礎代謝です。基礎代謝とは、呼吸や体温調整、内臓の活動など私たちが生きていくうえで絶対に必要なエネルギーです。これは眠っている間にも消費されています。

基礎代謝は体格や筋肉量などでその消費エネルギーが変わってきます。また、男性が16歳、女性は14歳をピークにどんどん基礎代謝は下がっていきます。年をとると痩せにくくなるのはこれも原因の一つです。

基礎代謝が上がるとじっとしていてもエネルギーを消費して脂肪を燃焼してくれますから、太りにくい体になります。

食事誘発性熱産生

食事誘発性熱産生とは、英語ではDiet Induced Thermogenesisと言い、略してDITとも呼ばれます。食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解されて、その一部が体熱となって消費されます。そのため、食後には体温が上がって代謝量が増えます。これを食事誘発性熱産生と言います。

食事誘発性熱産生は全消費エネルギーの10%程度を占めますが、このエネルギー消費量は、摂取した栄養素の種類によって変わってきます。タンパク質のみの摂取の場合が最も多く、摂取エネルギーの約30%が消費されます。糖質のみの場合はおよそ6%、脂質のみならおよそ4%程度になります。

生活活動代謝

生活活動代謝は、意識的に身体を動かすことによって消費されるエネルギーのことです。運動はもちろん、家事や通勤での歩行、歯磨き、洗顔などの日常生活の行動に伴うエネルギー消費のことを言います。

全ての消費エネルギーの中の20~30%程度を占めますが、自分の意思で消費エネルギーをコントロールしやすいのがこの生活活動代謝です。ダイエットを考えている人は、この生活活動代謝を増やすことを考えましょう。また、そのために運動をすると筋肉が付いて基礎代謝も上がりますから、ダイエットにはとても効果的です。